BSch3V

こんにちは。最近、電気実験などで回路図を書く機会が増えてきたので、今日は、回路図作成エディタBSch3Vの紹介。

1.まずはダウンロード
http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm
このページの「BSch3Vパッケージ 100204版 ランタイムライブラリ付き( bs3vp100204rtl.zip 6,417,363bytes)のダウンロード」のから適当なところにダウンロードして適当なところに解凍ください。

2.インストールの方法
 BSch3Vはインストールは不要ですが、「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)」をインストールする必要があります。それをインストールするために"Runtime->vcredist_x86.exe"を実行します。あとは指示通りに進んでいけば大丈夫です。

3.使ってみる
3.1 起動
"bsch3v.exe"をダブルクリックすれば実行できます。

3.2 ツールバーの説明
昼下がりの数式-ツールバー
このアイコンは左から
新規作成 − 回路図を新規に作成します。
開く − 過去に使った回路図を開きます。
上書き保存 − 上書き保存します。
セレクタ − 選択したり移動したりします。
ドラッグ − 接続は変えないまま移動します。
パーツ − 電子パーツを選択します。
バス線 − バス線を描きます。
ワイヤー − 導線を描きます。
接合点 − 接合している点をしめす黒丸を描きます。
バスエントリー − 斜めのバス線を描きます。
ワイヤーエントリー − 斜めの導線を描きます。
タグ − タグを付けます。
ラベル − ラベルを付けます。
装飾線 − 矢印や破線を描きます。
マーカーライン − マーカーラインを引きます。
コメント − コメントを書きます。

3.3 回路を書いてみる。
3.3.1 パーツを描く
コンデンサや抵抗、ICなどのパーツを書きたいときは「パーツ」をクリックし、パーツを選択します。
※もし欲しいパーツがなかったら、「BSch3V パーツ」などとググれば、パーツライブラリをダウンロードできるページが出てきます。ダウンロードしたLIBファイルをLIBフォルダに入れて、「設定->ライブラリ->add」で新しいファイルを追加してください。

3.3.2 導線でつなぐ
「ワイヤー」をクリックし、繋ぎたい場所をドラッグで繋ぎます。

3.3.3 導線を接合する
「接合点」を選び、接合点をクリックします。

3.4 書いた回路図を画像ファイルとして出力する。
「ファイル->イメージファイル出力」で画像ファイルが作成できます。

3.5 パーツを自分で作る
「lcov.exe」を開く。->「編集->部品作成」->大きさなどを指定する->右上のPINのアイコンでpinを付ける。-> ライブラリとして保存->BSch3Vでライブラリを読み込む



これだけ、知っておけば、ある程度の回路図は描けると思います。



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