oscP5メモ(1)

oscP5はProcessingでOSCを扱うためのライブラリです。oscP5はここからダウンロードできます。



<準備>

OscP5 oscP5;
NetAddress myRemoteLocation;

を書く。

setup内に

//oscP5 = new OscP5(this,受信用に開くポート番号);
  oscP5 = new OscP5(this,10000);
//myRemoteLocation = new NetAddress(送信先のIPアドレス,送信先のポート番号);
  myRemoteLocation = new NetAddress("localhost",10000);

と書く。ここで、送信先が自分のときは「送信先IPアドレス」を"localhost"と書けばOKです。


<送るデータを作る>
まず送るデータの名前をつける。

//OscMessage データの名前 = new OscMessage("/アドレスパターン");
  OscMessage data_name = new OscMessage("/addr");

上の例でのdata_nameは謂わば箱なので、箱に中身を入れていきます。中身を入れるためにはadd()を使います。

//データの名前.add(数値や文字列);
  data_name.add(0);

これで、data_nameの中に0が入りました。箱の中には複数個の数値や文字列を入れることができます。上のソースの続きに、

//データの名前.add(数値や文字列);
  data_name.add(1.2345);

と書けば、data_nameの中に0と1.2345が入ります。ここで、注目すべきなのはint型とfloat型がひとつの中に入っていることです。違う型でも一つにまとめることができます。

<送る>
送るのは簡単で、

//oscP5.send(データの名前, myRemoteLocation);
  oscP5.send(data_name, myRemoteLocation);

これだけでもう送れます。


受信については、またじきに書きます。