openFrameworksはじめました

前回、processingで煙の映像を作ろうとしたとき、重くて苦労したので、早いという評判を聞いたのでopenFrameworksの勉強を始めました。とりあえず、今日はインストールとかも分かりにくかったので、そのへん中心で書いていきます。


1.VC++インストール
 俺の環境ではVC++を使っているので、それで話を進めます。
 現段階で、VC++は2010が最新版ですが、どうやらここを見ると、「openFrameworksは2010では今んところ動かないけど、できる限り早く対応するから待っててね、的なことらしいです。というわけで、一番下にある「過去のバージョン」から「Visual C++」をダウンロードします。インストールとか云々は他のサイトにお任せするとして、インストールできたとしましょう。


2.openFrameworksインストール
 次にopenFrameworksをダウンロードします。ここから「Visual Studio 2008 FAT」をダウンロードします。FATとそうでないのの違いはアドオンが標準装備されているかいないかです。特に意図がなければ、FATでいいと思います。
 んで、ダウンロードしたら適当なところに解凍します。そしたら、次のようなフォルダがあると思います。


addons
 アドオンを入れます。アドオンとはいろいろ機能を拡張したりできるものです。
apps
 ここにはexampleや自分で作ったプロジェクトなどを入れていきます。
export
 普段は使いません。.exeなどの実行ファイルを作るときに必要なファイルが入っています。
libs
 openFrameworksの心臓です。openFrameworksフォルダの中のofMain.hがopenFrameworksの肝です。
other
 その他もろもろ。Arduinoの通信サンプルが入っています。
scripts
 環境設定用のパッチなどが含まれています。


3.使ってみる
 普段使うのはappsフォルダだけです。ではappsフォルダの中に適当な名前のフォルダを作りそこにexamplesの中のemptyExampleをコピペして、コピーしたフォルダを開き、emptyExample.vcprojを開きます。これだけでインストールは完了です。


 開いて弄くるのは「testApp.cpp」です。予め、必要な関数が書かれています。

void setup();
void update();
void draw();
void keyPressed  (int key);
void keyReleased(int key);
void mouseMoved(int x, int y );
void mouseDragged(int x, int y, int button);
void mousePressed(int x, int y, int button);
void mouseReleased(int x, int y, int button);
void windowResized(int w, int h);


 ほとんどprocessingと同じ。違いはupdatewindowResizedくらいでしょうか。
processing同様、setupは最初に一回だけ実行され、drawは繰り返し実行されます。そして、updateはdrawが実行される直前に実行されます。keyPressedやmouseMovedは名前のまんまです。windowResizedはWindowのサイズが変わったときに呼ばれます。


 とりあえず、ここまでできれば、後はリファレンス読みながら、何かしら作れそうです。9月前半までになにかしらopenFrameworksで作ろう!ってか、まず、過去作品を移植してr勉強しよう。