Processing依存からの脱却−AWTでのGUIプログラミング(1)

 アメーバさんから引っ越してきました。ここではソースコードを勝手に色付けして表示してくれると聞いて。

 Processingではある程度プログラムが組めるようになったので、次はJAVAもできるようになるために勉強しはじめました。今日はAWTを用いたGUIプログラミングです。Swingを最初にやろうかと思いましたが、調べたらAWTを継承してSwingができているらしいので、先にAWTを理解しようと思います。

 このシリーズではeclipse pleiades を用います。

 それでは最初に次のコードを書いてみます。

package jp.afeq

import jave.awt.*;

public class Main{
  public static void main(String[] args){
    Frame f = new Frame();  //Frameのインスタンス化
    f.setSize(200,100);  //ウィンドウの大きさの変更
    f.setVisible(true);  //表示させる
  }
}

 これは単純に何もない真っ白な画面を表示するプログラムです。それでは一つ一つ見ていきましょう。

Frame f = new Frame();

Frameクラスはコンストラクタとして、Frame()のほかにもFrame(String)などが用意されています。

f.setSize(300,200);

ここで、大きさを指定するメソッドとしてsetSize(int,int)があります。setSize(横幅,縦幅)ということです。ちなみにAWTにはDimensionというクラスがあり、そのインスタンスを用いてsetSize(Dimension)とすることもあります。
 ちなみにDimensionのコンストラクタはDimension()とDimension(int,int)が用意されていて、後者の引数はそれぞれ横幅と縦幅を表します。このDimensionにはフィールドとして、heightとwidthがあり、Dimension.height、Dimension.widthとして、縦幅と横幅を呼び出すことができます。

 また、setVisible()というメソッドは表示するかしないかを指定するためのもので、表示させるためにはかならず

f.setVisible(true);

と書かなければなりません。面倒ですよね。